墓地がすでにある、あるいは墓地が決まった後の、お墓を建てる大まかな流れについて説明します。
1. 打ち合わせ
石材店との墓石についての打合せです。希望する墓石の形、デザイン、石材の種類、予算などを石材店に伝えます。石材店はそれに対して提案し、図面、見積を提出します。
2. 契約
墓石の形が決まったら、最終確認をして正式な契約、手付金の支払いになります。疑問や不安を残さず、納得のいくまで確認をしておきましょう。
確認すべきポイントとしては下記のような項目があります。
- 墓石工事詳細(注文内容)
- 区画(墓域)
- 金額明細(1):墓石・外柵・工事
- 図面/完成予想図
- 墓石の実物例
- 完成時期(納期)
- アフターサービス
- 彫刻の確認(文字・図案・家紋・戒名など)
- 支払方法(前金・ローンなど)
- 契約書関連
- 各種法要(年忌・開眼・納骨など)
3. 工事
契約内容に沿って、石材の加工、基礎工事、据付工事などの工事を行います。
4. 完成・引渡し
工事完了後、お墓の引渡しとなります。現地で図面や写真などをチェックし、仕上がりを確認します。特に戒名などの文字彫刻の確認もしっかり行いましょう。
問題がなければ、残金の支払をします。
5. 開眼・納骨供養
仏式の場合、開眼法要と納骨法要を行います。お彼岸やお盆、一周忌などに合わせて、開眼法要と納骨法要を一緒に行うことが多いようです。
納骨後は、雨水などが入らないように、石材店にカロート部に目地をしてもらいます。