1 お墓はいつ建てるのが良いのでしょうか?
いつ建てるないといけないという決まりはありません。しかし、一般的には、忌明け、百か日、年忌、お彼岸、お盆などに建てることが多いようです。法事に合わせてお墓を建てると、法事、開眼法要、ご親族へのお墓の披露が一度に済むという利点があります。
2 お墓を建てるのにどのくらいの日数が必要ですか?
オーダーメイドで注文をいただいた場合は、通常2ヶ月ほどお時間をいただきます。店頭商品をお買い上げのいただく場合や、石の種類によってはもっと短い日数でお納めすることもできます。
3 生きているうちにお墓を建てる方もいらっしゃると聞きますが?
子どもに負担をかけたくないとか、節税したいとか、自分のお墓は自分で決めて建てたいなど、ご自身でお墓を建てる方が増えています。
生前に建墓することを「寿陵」と呼び、昔からと縁起の良いこととされていますので、お勧めいたします。
4 お墓を長男以外に継がせることはできますか?
お墓の承継者に関して法律で決まりはありません。墓所の使用名義人が指定した人であれば親族以外でも承継できます。
ただ、家族構成によっては、申込みができない霊園もあるので、確認することが大切です。
5 子どもがいないのですが、お墓をどうすればいいのでしょうか?
寺院墓地や霊園には、お墓の継承者がいらっしゃらない方のために、合祀用の永代供養塔を備えているところもあります。ご紹介もできますので、ご相談ください。
6 お墓を建てるときに必要な手続きについて教えてください?
お墓を建てる際には特別な許可は必要ありませんが、お墓に納骨する際には下記の埋葬許可の手続きが必要です。
- 死亡届けを市町村役場に提出
- 死体火(埋)葬許可証発行(市町村役場)
- 死体火葬許可証を火葬場に提出
- 火葬後に火葬済みの印が押され埋葬許可証となる(火葬場)
- 埋葬許可証を墓地の管理者に提出
- 埋葬
7 「指定石材店」って何ですか?
「指定石材店」とは、霊園・墓地の経営主体から建墓の権利を与えられた石材業者のことです。
公営霊園には指定石材店制度がないので、どの石材店に頼んでも構いません。
しかし、民営霊園は石材店が指定されていて、それ以外の石材店で建墓することはできません。
寺院墓地に関しても、指定の石材店が決まっていることが多いですが、指定外の石材店でも建墓が可能ケースもあります。その場合は、お寺さんの同意が必要になります。
8 お墓を建てる際、どんな費用がかかりますか?
お墓にかかる費用は、墓地の使用権料である「永代使用料」、墓石代、管理費に分けられます。
永代使用料は、不動産と同様、立地に左右されます。アクセスが便利で不動産価値の高いところは永代使用料も高額になりがちです。また施設の内容などによっても差が生じます。
墓石代には、墓石本体の費用と外柵代、工事費が含まれます。墓石の値段は大きさや石種によって数十万円から数百万円、場合によっては一千万円を超えることもあります。
管理費は墓地の維持・管理にかかる費用のことです。管理費は民間霊園の場合、5000円~1万5000円程度が多いようです。
9 ペットのお墓は作れますか?
はい。お庭に埋葬される場合は、ご注文に応じて作らせていただきます。