檀家になるとは

HOME > お墓の基礎知識 > 檀家になるとは

檀家とは

お寺にお墓があって、お布施によってそのお寺を支えているのが「檀家」です。檀家にとっての自分のお寺のことは「菩提寺」とか「檀那寺」と言います。

檀家になることを「入檀」と言います。檀家になるには、「檀信徒契約」を交わします。檀家になるにあたって入壇料が求められることがあります。

檀家になると、各種法要はそのお寺に頼むのが原則となり、その際のお布施が必要となります。お墓を建てるにあたっての開眼法要や、故人に戒名をつけるためのお布施などです。

檀家の負担とメリット

お寺によっても異なりますが、檀家になると、法要以外に下記のような各種の負担が発生します。

  • 寺の維持管理費用にあたる毎年の金銭負担
  • 寺や庫裏(僧侶の住居部分)の老朽化による改築の場合などの負担金
  • 「寺年番」と言う寺の催し等(御忌、施餓鬼、十夜法要、盂蘭盆、除夜の鐘突きなど)に、檀家の中から順番制で一年間の勤労従事
  • 十数年に一回開催される、五重相伝や受戒会といった儀式への参加及びその費用
  • 境内及び寺に隣接する墓地の定期的な清掃奉仕活動

また、檀家を離れる際に、離壇料が求められる場合があります。

メリットとしては、手厚く供養して頂けること、管理や運営面で人間的であること、何かあった時に権利を主張できること、葬儀・法事を通じて様々な相談・便宜をはかってもらえることなどがあります。

檀家になるとは

▲ページトップへ